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小陳の中国よもやま話―その3:中国の大学生の寮生活
- 2014/8/1
- 小陳の中国よもやま話, 陳贇
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“中国大学生的宿舍生活”
与绝大多数的日本大学不同,中国大学的校园内基本上都有学生宿舍。一般情况下,除假期之外,从大一入校的那一天起,中国大学生的整个大学生涯都将在校园内度过。有不少大学还保留有早上点名的制度。而晚上的门禁,则是所有大学的共通制度。
大学宿舍的具体规章与实施,因校而异。基本上男生宿舍与女生宿舍各自独立,自成一国。相对而言,女生宿舍的管理比男生宿舍要严格得多。基本上每个女生宿舍都有一位不怒自威的宿管阿姨镇守,除入住者之外的所有进出人员都需要登记身份信息。
普通公立大专院校的每间宿舍大多在20平方米左右,入住人数基本在6到8名。由于人数众多而空间有限,自然只能依靠双层床来解决难题。依墙而放的双层床之间的空地,则会按照入住人数安放书桌,以满足同学们的其它生活活动所需。
这样的居住条件,对于绝大多数基本上没有兄弟姐妹、从“小皇帝”待遇中成长起来的“90后”来说,无疑存在着较为困难的一面。但从另一个角度而言,从小到大都集全家宠爱于一身的这些独生子女,通过与多位同龄人在同一屋檐下的日常相处,不仅可以学会如何自立,同时更可以学会如何为他人着想,以及如何在团体中与他人和睦相处等经验。而这些,在走上社会、参加工作之后,都是不可或缺的宝贵经验。
当然,随着时代的发展,当前的学生宿舍在各方面已经有了较大的改善。比如许多学校都为每一间宿舍配备了洗手间,有的甚至还装上了空调,便利程度与舒适程度已经与上个世纪的宿舍不可同日而语,一个楼层的六、七十个学生,每个大清早熙熙攘攘、分秒必争地展开洗漱活动的壮观景象已不复为寻常景象。不过,如果您有心想见识一下类似景象的话,去学校食堂看看就可以了。
学生在学校的住宿费一般都包括在学费里面,与日本学生的租房费用相比,所占比例少到几乎可以忽略不计。不过,除却费用因素,对于家长而言,自己的孩子在校园内,处于学校的保护与管理之下这一点才是至关重要的。
当然,与一些同样施行住宿制度的欧美学校相比,在注重学生的个人隐私与个性方面,中国的大学或许还有一定的差距。近些年,也因此而发生过几起令人痛心的校园惨案。但是,整体而言,安全而美丽的校园,温馨而长久的同学友谊,宿舍、教室、食堂、图书馆四点一线的高效率学习生活等,在学生们踏上社会之后,必将成为最值得珍惜与怀念的宝贵记忆。
中国の大学では,学生は基本的に大学の敷地内にある寮で4年間過ごすことになっています。朝は点呼を行う大学もまだ数多くあり,夜は必ず各大学が規定した門限までに帰寮しなければなりません。
大学によって違いますが,基本的には女子寮と男子寮は別の棟にあり,特に女子寮には大体厳しいおばさんの門番“宿管阿姨 sùguǎn āyí”が鎮座しています。二段ベッドが四つと事務机が幾つか備え付けられている20㎡ほどの部屋に,6〜8人の学生が4年間日常生活を共にするわけですが,ほとんど兄弟姉妹のいない“90后jiǔlíng hòu”(1990年以降生まれの世代のこと)の“独生子女dúshēng zǐnǚ”(一人っ子)にとっては,この数年間の集団生活によって,人との触れ合い方や思いやりを学び,家族全員の愛情を一身に受けてきた“小皇帝xiǎo huángdì”状態から一人前の社会人へと脱皮する大切な時間でもあります。
近年では,各部屋にトイレ付きという近代的な寮も増えつつありますが,ワンフロアに,洗面,トイレ,シャワースペースを集約させたマルチルーム一つしかなかった時代に起きた,順番待ちや場所取りをめぐって繰り広げられる人間ドラマを懐かしむ人も少なくないようです。
寮費は学費の一部として事前に徴収されますが,日本での一人暮らしの学生と比べるとかなり安いでしょう。また,親としても,大学構内で暮らしてもらったほうが安心だと言います。
もっとも,アメリカやイギリスの大学の寮生活と比べると,学生一人一人のプライバシーや個性の尊重などの点においては,まだまだほど遠いものがありますが,図書館や講義室,そして食堂まですぐに行け,勉強に集中できるという面では優れており,友情を育むのにももってこいの環境と言えるでしょう。
*日本語は追って差し替えます。
日本語文の出典:「中国語よ~いドン!」紅粉芳惠・陳贇(同学社)を改編
音声吹き込み:薄培林(関西大学・非常勤講師)
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