中国語教育ワークショップ第3弾|榎本英雄先生と沈国威先生による講演!

このワークショップは終了しました。当日の様子は動画をご覧ください。当日は102人の方が参加されました。ありがとうございます。

プログラム

【1】13:30~14:30 私と中国語 ―中国語との出会い
榎本英雄(明治学院大学名誉教授・日本中国語学会顧問)、聞き手:紅粉芳惠(京都産業大学)

1950〜60年代の中国語学習、1975年の初訪中と79年から1年半の上海留学生活、そして1981年から20年にわたるNHKテレビ中国語会話の講師。榎本先生の中国語との出会いから、半世紀以上におよぶ中国語との関わりについてお話いただきました。

【2】14:45~15:45 中国語の森を探索する
榎本英雄(明治学院大学名誉教授・日本中国語学会顧問)

「木を見て森を見ず」的な中国語学習からの脱却!中国語の森全体を俯瞰しつつ個々の探索を進める、榎本式中国語探索法についてお話いただきました。

【3】16:00~17:00 シン中国語語彙学習のススメ
沈国威(関西大学外国語学部教授)
※都合によりスライドのみの公開になります。

教養のある中国語母語話者は、字-詞-語(語素-複合語-成語、慣用語)の間を自由に行き来することができ、その能力は中国語語彙力の核心である。シン式語彙学習法とは、その能力を中国語学習者にも身に付けさせる初級から上級への発展的語彙学習法である。

コーディネーター:紅粉芳惠(京都産業大学)・氷野善寛(関西大学アジア文化研究センター)


[会場]関西大学(千里山キャンパス) 以文館 4F セミナースペース
[日時]2015年8月2日[日] 13:30~17:00(12:30開場)※終了
[ポスター]PDFデータ

資料
リンク:榎本先生喜寿祝の祝辞(東日本漢語教師協会)

『中国語“知”のアーカイヴズ』企画主旨

 『中国語“知”のアーカイヴズ』シリーズは、中国に関して偏った情報しか得ることができず、「竹のカーテン」があると言われていた1960年代〜70年代に中国語を学ばれた先生方の模擬授業や中国語との関わりについてお話いただき映像化していこうという企画です。
先生方が「なぜ中国語を選び、どう学び、いかに教えたか」を知ることは、中国語を学ぶ者、教える者の参考になるだけでなく、日本の中国語教育の歴史を後世に伝えるという役割の一端を担うことができると考えます。


講師紹介
enomoto
榎本英雄(えのもと・ひでお)
明治学院大学名誉教授。1960年東京外国語大学中国語科卒業。1979年9月~81年3月上海・復旦大学研究留学。1981年10月~2001年3月NHKテレビ中国語会話、03年4月~04年3月NHKラジオ中国語講座の講師を務める。主な著書に『榎本式中国語リーディング』(アルク)、『分かって話す ひとこと中国語表現ハンドブック』(同学社)、『7つのパターンでよくわかる中国語初級文法』(NHK出版)など多数。

shin沈国威(しん・こくい)
関西大学外国語学部教授。1991年大阪大学文学研究科後期課程満期退学、博士(文学)。神戸松蔭女子学院大学助教授を経て現職。近年、中国語語彙体系の本質を19世紀の近代語から現代語へという発展的視点から捉えようという研究を進めている。『中国語成語ハンドブック』『漢外詞彙教学新探索』などの著がある。


主催:基盤研究(C)研究課題番号:25370665
中国語教育におけるワンコンテンツ・マルチユースに基づく実践的教材共有のモデル化
協賛:関西大学アジア文化研究センター・中国語学習ジャーナル

ワークショップ第1弾は『プチIT』
ワークショップ第2弾は『佐藤晴彦先生×日下恒夫先生』

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『中国語学習ジャーナル』の編集チームは氷野善寛・紅粉芳惠・服部浩之・清原文代で構成されています。

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