SNS音読アップ許可テキスト一覧

インターネットの普及や高速化にともなって語学の学習方法も多様化してきました。私が学習を始めた頃はカセットテープを…(ry
その1つとしておススメなのが、先日紹介した「#ロシャオヘイで学ぶ中国語」のように学習成果をSNSに公開する方法です。
最近は特に独学者から「自分は正しい発音ができているのか」や、学習のモチベーション維持がとてつもなく難しいと相談を受けることがありますが、皆が語学スクールに通えたり、専門家や教授法を身につけたネイティブに気軽に教えてもらえたり、独学者同士で同じ時間に集まったりできるとは限りません。
市販テキストの(自身の)音読公開は、学習者全員への最適解とはなりませんが、 これらの悩みを軽減する方法ではないかと思います。同じテキストを使用している学習者を発見したり、自分よりもチョットだけ上手な先輩学習者をお手本にすることも可能でしょう。
ただし、どんなテキストでも自由に公開できる訳ではありません!1冊1冊、出版社や著者や書店から許可を頂き、尚且つ公開の作法を守らなくてはなりません。
(ここテストに出ます!)
そこで現時点までに私が把握している公開許可を頂けたテキストの一覧とその作法(テンプレ)を紹介したいと思います。

出版社・書店・著者一覧

駿河台出版社 「Twitter」@surugadai_pub
中国語解体新書』丸尾 誠、李軼倫
北京ドリーム』相原茂
中国語リスニングマスター』 竹島毅、徐迎新
新訂版中国語リスニングチェック』 竹島毅、徐迎新
中国語リスニングシアター』 竹島毅、徐迎新

アスク出版「Twitter」@china_askbooks
はじめよう中国語音読初級編李軼倫
はじめよう中国語音読中級編李軼倫

株式会社アルク「Twitter」@alc_press
超初級から話せる中国語声出しレッスン原田夏季 (著)、 劉セイラ(音)

東方書店「Twitter」@toho_jimbocho
HSK6級読む聴く覚える2500』 田芳、安明姫
香港広東語会話新装版』千島英一

音読アップ(公開)の作法

● 書誌情報の記載を忘れずに!(テンプレ一例)
出 版 社 名『  書   名   』 著   者   名 、出版年
駿河台出版社『中国語解体新書』丸尾誠/李軼倫、2017-06

※不安な方は奥付(書誌情報)を写真に撮ってもいいでしょう

● 書籍の中身やオリジナル音源を載せてはダメ!絶対!
著作権や出版社の利益を犯す行為には細心の注意を。あくまでも自分の朗読音声だけです。

● 上野の個人的なお願い
近年、出版業界は厳しさを増しています。ネット普及のおかげで簡単に情報が入手できるようになりましたが、正しい情報が埋もれてしまうことも増えました。正しい情報を入手したり、その正しい情報を発信する推し著者・出版社・書店さんの名前等のハッシュタグなどをつけて応援してくれたら嬉しいです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
上野 振宇

上野 振宇淑徳SC中等部・高等部

投稿者プロフィール

上野振宇(うえの・しんう)中国ハルピン生まれ、2歳で日本の地を踏む、祖母は中国残留婦人。大東文化大学大学院外国語学研究科中国語学専攻(修士課程)修了。05年より主に埼玉、東京の高校で中国語・国語・日本語の非常勤講師を経て現職。著書に『SUPPORT中国語』(白帝社、共編)、『高校版中国語はじめました』(駿河台出版社、共編)、『中国経済データブック』(科学出版社東京、共訳)、『対話・短文で学ぶアップデート中国語』(駿河台出版社、代表編集)がある。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ブログアンテナ

[wp-rss-aggregator limit='5' thumbnails='no' excerpts='no']

Twitter

ピックアップ記事

連載一覧

  1. 【連載】中国人である私から見た日本

  2. 【連載】中国語Q&A

  3. 【連載】ビジネス中国語

  4. 【連載】炒冷饭

  5. 【連載】ウチダ教授の中国語学エッセイ

  6. 【連載】プチIT中国語学習

  7. 【連載】小紅のなるほど中国

  8. 中国語教育ワークショップ第3弾|榎本英雄先生と沈国威先生による講演!

  9. 【連載】宅女の部屋別宅

  10. 【連載】中国の流行語

投稿の全記事数: 884件

こんな記事はいかが? 【中国語会話】CS4...

ページ上部へ戻る