- Home
- 你找谁?誰に頼むか その1
你找谁?誰に頼むか その1
- 2014/5/17
- 吉野好輝, 実戦の中国語・中国コミュニケーション
- 你找谁?誰に頼むか その1 はコメントを受け付けていません
吉野と申します。ユーザーとして中国語を使ってきました。
よくある話なんですが、中国でレストランに行こうと道端の人に聞いて、延々と到着しない人がいます。そんな人が決まって言うのは、「中国の人に聞いたんだけど、逆の方向を教えられてさぁ・・・」とか「別の人に聞いたんだけど、今度は全く逆の方向を言われたんだよね。」なんて。この状況は您问错人了(聞く人を間違えたね)ですね。道を聞くなら、郵便屋さんに聞くのがベストです。仮に旅行者に聞いたらその土地の事を知っているわけがないし、タクシーの運転手さんにバス停を聞いても分からない。
何かを行うなら、我们应该找对人(必ず正しく人を見つけるべき)なのです。
この話は、道を聞くだけに限りません。もう10年以上前の話ですが、私の留学先の大学は、留学生に学生食堂のICカードを発行してくれませんでした。ちょっと理不尽だな、と思いまして、色々と人に聞いてみましたら、これまでも随分多くの留学生達が怒って、留学生事務室で騒いでいたんだそうです。
で、さらに話を聞いてみますと、留学生事務室の先生方も、この件は道理が通らないと考えていて、でもずっと解決できずに困っている、と言っていました。ということは、先生方と喧嘩してもナンセンスなんですね。留学生们吵架的对手不对呀(留学生達は喧嘩する相手が違うよ!)という感じ。で、私はむしろ留学生事務室のS先生は味方だと思って尊重して、話をじっくり伺ったら、ICカードが出ないのは大学の后勤部门(食堂など後方担当の部署)を担当する副学長のお考えだそうで・・・
副学長曰く、外国人留学生にICカードを発行する事務処理は言葉通じないし面倒だし、留学生はあまり学生食堂で食べないじゃないか、とのこと。つまり本件のキーマンは副学長なわけです。
(その2に続く)