今回はITの話ではなく、IT機器を使ってできる中国語のお勉強の話。
NHK WORLDの中国語放送「NHK环球广播网」では《日本民间故事特集》と題して、日本の昔話が中国語に翻訳されています。
トップページの特集では「啪唧啪唧山」「竹取物语」「浦岛太郎」の3つの物語については翻訳や解説だけではなく、音声も公開されています。
3つの物語のうち「竹取物语」と「浦岛太郎」は漢字が少し違いますが説明不要でしょう。「啪唧啪唧山」は字面を見ても少し分からないかもしれません。これを中国語で読んでみると「pā jī pā jī shān」となるので、無理やりカタカナにすると「パチパチ」という音になります。ここから火が燃える音というのが想像できればこれが「かちかち山」のことだと分かるかもしれません。
どれも日本人であれば必ず知っている物語なので、絵を見ながら音を聞いて場面を想像してみることで中国語の勉強になるかもしれません。
また特集以外にも音声無の物語が49話、翻訳され公開されています。「桃太郎」(桃太郎)や「金太郎」(金太郎)、「鶴の恩返し」 (仙鹤报恩)、「开花爷爷」(はなさかじいさん)など有名どころが盛りだくさんです。
ちなみに「むかーしむかし、あるところに・・・」というお決まりのフレーズは中国語では「很久很久以前,有一个・・・」ですね。授業の暗唱にいかがでしょうか。
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