方位詞①“上・里”
(cf. 第7課ポイント❹方位詞②)#1
“上”(上・表面)や“里”(中)など空間を表す語を方位詞と言う。場所の意味を持たない名詞の後につけて場所化する。
#1
日本語は「テーブルにジュースが置いてある」、「お弁当はカバンに入れた」など、名詞に助詞「に」をつけることで場所として表すことができますが、中国語は国名、地名、機関、施設を表す固有名詞(例:大阪、迪斯尼乐园)や、日常生活の中で、何らかの活動の場や人が集まる場所を表す名詞(例:家,学校,便利店,餐厅)以外は、名詞の後に“~上”(表面、上)、“~里”(中)をつけて場所化する必要があります。なお、表に示すように、“中国”、“北京”のような場所を表す固有名詞には、方位詞“上”“里”をつけることはできませんので、注意しましょう。方位詞には、“上”と“里”以外にも様々なものがあります。詳しくは第7課ポイント➍で学びます。
“上・里”が不要なもの | 中国Zhōngguó 北京Běijīng |
“上・里”があってもなくてもよいもの | 学校xuéxiào 教室jiàoshì 食堂shítáng |
“上・里”がが必要なもの | 桌子zhuōzi 黑板hēibǎn 房子fángzi |