到達目標
- 状況を正確に相手に伝えることができる
- 相手にするべきことを伝えることができる
会話
你看见我的钱包#1了吗?我的钱包不见了。
Nǐ kànjiàn wǒ de qiánbāo le ma? Wǒ de qiánbāo bú jiàn le.
#1
最初の名詞(修飾語)と後の名詞(被修飾語)が所有者と所有物の関係であるとき、中国語では間に一般に“的”が必要です(例:我的手机‘私の携帯電話’)。しかし、既に話題にのぼった事物に対しては、“我钱包不见了。”のように“的”を省略することもあります。
没看见,你把钱包放在哪儿#2了?
Méi kànjiàn, nǐ bǎ qiánbāo fàngzài nǎr le?
#2
“在+名詞”は動詞の前に置かれ、動作が行われる場所を表すということは、すでに第4課で学習しました“在+名詞”には動詞の後に置く用法もあり、動作が行われた結果、動作対象(もしくは動作主自身)が存在する場所を表します。つまり、“我把书放在桌子上”は「私は本を(テーブルに)置くという行為をし、その結果その本はテーブルの上にある」→「私は本をテーブルに置く」となります。この“在”は、動作の結果を表すことから、結果補語(第7課)の一つだという見方もできます。他に、“孩子躺在床上。”(子供がベッドに横たわっている)、“把字写在黑板上。”(字を黒板に書く)といった例があります。
“在+名詞”が動詞の前にくるか、後にくるかによって意味が異なるのは、「語順が大切」という中国語の特徴をよく反映している例だといえます。
我放在提包的口袋里#3了。
Wǒ fàngzài tíbāo kǒudai li le.
#3
名詞に続く方位詞“里”“上”については☞第3課文法ポイント➋、及び☞第11課プラスワンを参照。
你刚才是怎么来的#4?
Nǐ gāngcái shì zěnme lái de?
#4
“你刚才是怎么来的?”、次の“我坐地铁来的”は第10課文法ポイント❶で学んだ[是~V的]構文です。
我坐地铁来的。
Wǒ zuò dìtiě lái de.
会不会是#5在地铁上丢了?
Huì bu huì shì zài dìtiě shang diū le?
#5
ここの“是”は前の内容を受けて説明する時に用います、弁明したりします。「~ということなのだ」というニュアンスです。ここは疑問文なので、「もしかして、地下鉄でなくしたってことなんじゃない?」という感じでしょうか。
可能在地铁上被偷了!
Kěnéng zài dìtiě shang bèi tōu le!
那你得赶快去派出所报案。
Nà nǐ děi gǎnkuài qù pàichūsuǒ bào’àn.
鈴木:私の財布を見かけなかった?財布が見当たらないのよ。
張力:見かけてないよ、財布どこに入れてたの?
鈴木:カバンのポケットの中に入れたんだけど。
張力:さっきどうやって来たの?
鈴木:地下鉄に乗って来た。
張力:地下鉄でなくしたんじゃないかな?
鈴木:たぶん地下鉄で盗まれたんだ!
張力:じゃ、早く派出所に届けに行かないと。