小陳の中国よもやま話―その1:“美女”(美人)と“帅哥”(イケメン)


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“美女”与“帅哥” ー 称呼的变迁

  我们时常听到(以日语为母语的)汉语学习者反映学习第二人称的困难,尤其是对于如何开口向陌生人打招呼感到困扰。大体而言,汉语与日语中基本上都会根据自身与对方的年龄差距以及亲疏关系来决定对对方的称呼,就这一点而言,中国与日本十分接近。但是,日本的熟人之间互相打招呼时,基本上可以不用涉及对方的身份,直接以“おはようございます”、“こんにちは”之类的寒暄专用词语代之。而中国人之间却不然,一般来讲都需要涉及到对方的身份。普遍的寒暄方式是“苗字+肩書き+好”,比如“张老师好”、“王部长好”等。如果是熟人之间的一般寒暄,只要了解了对方的身份,就不存在什么问题。但当我们必须向陌生人打招呼或开口问询时,问题就来了。日语可以用“こんにちは”或“すみません”来向不同性别与年龄层次的人打招呼或询问。汉语中或许可以用“你好”或“不好意思”等来与之对应。但是,在现实生活中,相比较于这些固定套语而言,汉语似乎更倾向于用具体的词语来称呼对方。1950年代初到1980年代末之间,无论男女性别,汉语中对于成人的正式称呼基本上都是“同志”。而随着始于1978年的改革开放的推进,香港与台湾的文化日渐渗入,人们面对面打招呼或搭话时的用词也随之悄然发生着变化。最明显的就是开始有了性别区分。民间开始流行将年轻女性称呼为“小姐”,男性则称呼为“先生”。据说上世纪8、90年代到访过中国的日本男性曾对普遍性的“先生”这个称呼感到过不解。因为在日本,只有从事教师、医生、律师、议员等职业的人才会被称为“先生”。
  进入21世纪以后,在非正式场合,“小姐”与“先生”的称呼又逐渐被“美女”与“帅哥”所取代。这两个称呼同样应该是发源于广东话语系,只不过进入大陆地区时,改良成了普通话版的词汇。十几年的“称呼用语”经历,使这两个词汇当中的评价性成分淡然消退,“女”或“哥”这两个性别判定成分占据了主要份额,至于“美”不“美”,或“帅”不“帅”,在作为称呼用语时,已不再是重要的衡量标准,只要是看上去并不年长的男女,都有可能在大街上被称为“帅哥”或“美女”。当然,“美女”也好,“帅哥”也好,都是较为随意的称呼,在一些正式场合,“小姐”(略为年长的可称为“女士”)或“先生”的地位依然稳固。

参考资料:http://space.yoka.com/blog/15952/6067.html

 中国語学習者から第二人称,特に呼びかけ方に戸惑いを感じるという声をしばしば聞きます。相手との年齢差や親疎関係に応じた呼びかけ方があるという点では,中国も日本も変わりはありませんが,1980年代以降の中国語における呼びかけ方の変化には目まぐるしいものがあります。1949年〜1978年までは,男女を問わず,正式な呼びかけ方は“同志tóngzhì”に統一されていましたが,1978年に始まったいわゆる改革開放に伴い,香港や台湾の文化が少しずつ浸透しはじめ,若い女性には“小姐xiǎojiě”,男性には“先生xiānsheng”という呼び方が流行るようになりました。80〜90年代に中国を訪れた日本人男性の中には,「教員や弁護士でもないのに,どうして先生と呼ばれるのだろう?」と違和感を覚えた人も数多くいたと聞きます。
 ところが,21世紀に突入すると,若い女性や身なりの綺麗な女性のことを“美女měinǚ”,同じく若年層の男性を“帅哥shuàigē”と呼ぶ習慣が香港から中国大陸に広がっていき,今では全国的に定着しています。ただし,“美女”も,“帅哥”も比較的気やすい呼び方であるため,あらたまった場や敬意を表したい場面では,“小姐”(やや年配の女性には“女士nǚshì”)と“先生”は依然として正式な呼び方として使用されています。

日本語文の出典:「中国語よ~いドン!」紅粉芳惠・陳贇(同学社)
音声吹き込み:薄培林(関西大学・非常勤講師)

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陈赟

陈赟関西大学東西学術研究所非常勤研究員

投稿者プロフィール

浙江省出身。1974年10月1日生まれ。日本語学習歴22年。厦門大学で日本語を専攻し、関西大学に留学。関西大学大学院文学研究科(国文学専攻)博士課程修了。博士(文学)。関西大学東西学術研究所非常勤研究員。インタビュー動画『采访中国人』に出演。

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