【連載】中国人である私から見た日本

連載の紹介:思えば、日本から中国に帰国してすでに一ヶ月あまり過ぎましたが、色々と慣れないことはやっぱり慣れないですね。こういう言い方はちょっとおかしいかもしれません。というのも、普段、私たちは数十年慣れ親しんだ世界から異国に移り生活する時(旅行のような一時的行動ではなくて、数ヶ月から年単位で暮らすことは「生活」と言えます)こそ、様々な面で不慣れなことに頻繁に直面するのではないでしょうか。いわゆる「カルチャー・ショック」です。しかし、少なくとも私にとって中国から日本に来た時の違和感と、中国帰国後の一ヶ月あまりに感じた「あれ?」という慣れない感覚とは比べられません。その一見非合理的な感覚のなかに、私自身の人生経験とも関わりますが、それ以外の、つまりある程度説明できる、他者を納得させる理由があるかもしれません。この連載が終わるまでに「なるほど!」とご理解頂ければ幸いと思います。
難易度:★★
更新頻度:半年に1回(不定期)

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  • 中国人である私から見た日本―序―陳暁傑

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陳暁傑武漢大学国学院講師

投稿者プロフィール

1981年、中国江蘇省常熟市に生まれる。復旦大学中国哲学専攻の修士課程を経て、関西大学東アジア文化交渉学博士学位を取得した。現職は関西大学東アジア文化研究センター非常勤研究員。専門は中国哲学、江戸儒学思想。また、西洋哲学、社会学、宗教学やフェミニズム・ジェンダー論も研究の射程である。趣味は異なる人と話し合う。最近の論文は「荻生徂徠における『天』の問題」(『東西学術研究所紀要』第47号)

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