「…と思う」いろいろ
日常会話で「…と思う」と言いたいとき、まず“想”と“觉得”(juéde)の二つを当たって下さい。
“想”は想像してとか予想して「…と思う」と言うときに使います。
我想明天可能下雨。(明日は雨かもしれないと思います)
“觉得”はというと、意見や考えなどを言うときに使います。“觉得”には感じるという意味もあるくらいで、確固とした根拠がなくても、感覚的に気軽に使えます。
我觉得这个方法很好。(この方法はとても良いと思います)
初級学習者のアウトプットなら、この二つで事足りると思いますが、ついでにあと二つプラスしておきますね。
“觉得” が気軽に使えるのに対して、根拠に基づきしっかり伝えたいときは“认为”(rènwéi)です。上文でも“我认为这个方法很好。”としたほうがニュアンスは強くなります。会議などのフォーマルな場面や、日常会話でも強く主張したいときに使うとよいでしょう。
“认为”が登場しましたので、最後に“以为”へとつないでおきましょうか。
“以为”は軽いニュアンスで「…と思う」と言うときにも使えますが、それよりも、間違いに気づいたときの「…と思い込んでいた」という用法をマスターすると、アウトプットとしてとても役に立つと思います。はたと間違いに気づいたときの心の動揺があったりするので、文末に“呢”、“以为”の前に“还”などの感情と結びつく単語がよく付きます。
我还以为日本人都爱吃鱼呢。(日本人はみんな魚好きだと思っていました)
(練習問題)
“想”、“觉得”、“以为”を使って中国語に訳して下さい。但し重複は出来ません。
1)これは値段が高すぎると思います。
2)彼は中国の首都は上海だと思っていたんですよ。
3)彼はきっと来ると思います。
1)これは値段が高すぎると思います。
我觉得这个太贵了。
2)彼は中国の首都は上海だと思っていたんですよ。
他还以为中国的首都是上海呢。
3)彼はきっと来ると思います。
我想他一定来。
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