こういったタイトルの本が以前に出たことがありますが、確かに日本人は“No”と言うのが苦手なようです。
アメリカの図書館では、利用者はカバンを持ったまま書庫に入ることができます。ただし、出るときには必ずカバンの中身をチェックされます。そのとき、係の人は“No libraryry’s book ?”と聞くわけですが、日本人だとこの場合よく“Yes.”と答えてしまうのです。
「図書館の本はありませんね?」と聞かれれば、日本語だと「はい」となるからです。でも、このときに“Yes.”と言ったら大変なことになります。では、中国語ではどうでしょうか。
英子没有找到吗?(英子、見つからないの?)
没有!(うん)
没有的话,算了吧!(見つからないなら、もういいよ!)
(映画「北京の思い出(城南旧事)」より)
いわゆる否定疑問文の答え方ですが、中国語は英語と同じと考えていいでしょう。