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小明神の高校中国語|小明神Q&A
- 2015/9/8
- 小明神, 小明神の高校中国語~『中国語一年生』~
- コメント:2件
「高校で中国語が学べるの?」
はい、学べます!公立でも私立でも、中国語を開講している高等学校は全国各地に結構ありますよ。ただ、単位数は学校によって異なりますので、カリキュラムをしっかり確認してくださいね。
「中国語が学べる高校はどこ?」
TFJ(公益財団法人国際文化フォーラム)のホームページに、全国のデータが掲載されているので参考にしてみてください。このデータは、これまで中国語の授業が開設されたことがある学校がすべて掲載されています。気になる高等学校には直接問い合わせてくださいね。
「中国語学習は大学受験に活かせる?」
はい、活かせます!中国語検定試験などの資格が推薦入学の条件に入っている大学もあります。また、各地区の中国語弁論大会での活躍も立派な業績になりますよ。各地で大学や団体が高校生のための中国語弁論大会を開催しています。なお、高等学校中国語教育研究会が開催している大会についての情報は「高等学校中国語教育研究会」のホームページをご覧ください。
「高校で中国語を教えるには?」
高等学校で教えるには、教員免許が必要です。中国語教員免許が取得可能な大学で、免許を取得してください。既に他教科の教員免許をお持ちの場合は、通信制の大学などで専門科目だけを追加履修すれば中国語の免許も取得できます。免許取得に必要な履修科目や単位数については、必ず各教育委員会の窓口でご確認くださいね。また、ネイティブスピーカーなど、中国語に関する特殊技能が認められた場合には、免許がなくても「特別非常勤講師」という採用枠もあります。ただし、学校現場では、やはり免許所有者が優遇されることは否めません。求人の条件には、たいてい「教員免許取得者もしくは取得見込みの者」とされています。採用については、各都道府県教育委員会や学校に問い合わせてください。
「中国語の教員採用試験はある?」
現在、各都道府県の教育委員会で中国語の教員採用試験を実施しているのは、大阪府のみです。また、大阪府でも毎年必ず募集があるとも限りませんし、採用枠は非常に狭き門となっています。ただし、私学の場合は、各学校で独自の採用枠を設けていますので、直接、学校に問い合わせてみてください。
公立・私学を問わず、高校教員を目指すなら、中国語だけではなく、国語・英語・社会など他教科との掛け持ちを考えておくことをおススメします。活躍の場が広がりますよ。
「高校中国語教員同士の交流の場はある?」
ありますよ!全国規模では、高等学校中国語教育研究会があります。各支部に連絡校を置いていますので、最寄りの支部連絡校にお問い合わせください。他にも、神奈川県や和歌山県など、県単位で活動を行っている所もあるようです。
コメント
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色々教えて頂きありがとうございました。
私は、57歳で佛教大学通信教育中国語高校教員免許取得課程で高校教員免許取得し、中国大連への療寧師範大学留学しました。また、58歳で中国大連に会社設立に勤務して、大学留学もして、駐在事務所設立をしました。しかし、岐阜県愛知県教育委員会に登録しました。しかし、中国語の高校が少なく未だに難しく、教員免許期限が67歳で終わりですので、それまでに、一度高校教員になりたく思っております。
現在は63歳で工場に総務の仕事をしています。高校教員になれる方法ございましたら、あつかましいお願いですが、宜しくお願いします。
ありがとうございました。
コメントをいただきましてありがとうございます。
ご質問を拝見いたしました。すでに教育委員会にもご登録済みとのことですので、一度、近隣で開かれる中国語教育関連の研究会や学会に参加なさって、情報を収集されてはいかがでしょうか。その上で、中国語が開講されている最寄りの高校に、直接、履歴書を送付されても良いかも知れません。私立高校では、独自に教員を募集している所が多いようです。ただし、年度途中での採用はほとんどありません。公立高校の講師は、新年度の準備に入る2月~3月頃に求人が多くなります。私立高校では、次年度のカリキュラムが確定され次第、求人があると思います。ご活躍をお祈り申し上げます。