第4回 研究例会案内

1. 日時

日時:2016年2月20日(土)
13時00分〜16時30分
場所:関西大学以文館4Fセミナースペース
参加費:500円
定員:30名(先着順)
※第4回研究例会は、科研費・基盤研究 (C) 課題番号:25370665「中国語教育におけるワンコンテンツ・マルチユースに基づく実践的教材共有のモデル化」と関西大学若手研究者育成経費 「中国語教育におけるビックデータ構築の基礎研究」の助成を受けたものです。

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2.プログラム

12:30-13:00 受付
13:00-13:10 開会
13:10-14:40 【講演】正頭英和(立命館小学校教諭・英語)
「力を伸ばす音読指導の原理原則」
14:40-15:00 休憩
15:00-16:30 【討論】「発音授業の工夫」
16:30-16:40 閉会
17:00-     懇親会(参加費3,000円)

2. 発表内容

【講演】:正頭英和(立命館小学校教諭・英語)

「力を伸ばす音読指導の原理原則」

<概要>
外国語習得において、「音読」という手法があります。しかし、音読をヤミクモに指導しているだけでは、いつまでたっても力は伸びません。「伸びる音読指導」と「伸びない音読指導」の違いとは、音読指導の原理原則を踏まえているかどうかです。本講座では、その原理原則をお伝えしたいと思います。

 

教授実践【討論】:コーディネーター 阿部慎太郎、藺梅

「発音授業の工夫」

<概要>

1年次前期のクラスでは、通常3〜4回を発音指導にあてますが、皆さんはどのような授業をされていますか。どの教科書も本課に入ると、スキット、例文、実戦練習など、様々な工夫がなされており、また教師も指導のバリエーションを持っていると思います。しかし、発音編はどうでしょうか。発音編は、基本的に音節表と単語のみ。また、練習の仕方も“mā má mǎ mà”や、“b p m f d t n l ……”の反復練習。もちろん、こうした基礎練習は大事です。しかし、中国語専攻の学生ならまだしも、第二外国語でいきなり1回目の授業から“mā má mǎ mà”や、“b p m f d t n l ……”を見せて、「はい、大きな声で!」、「そう!その発音!」と言っても、正直学生たちは???ではないでしょうか。しかし「それ以外の教え方が浮かばない」、「もう一工夫したいけれど……」とお悩みの先生も多いかと思います。今回はまず皆さんの発音指導における工夫やテクニック、悩みを共有し、そこから参加者全員で発音編の効果的な活動や提示の仕方を検討しましょう。

※参加者全員で指導法や経験談を共有します。お使いの資料、おススメサイト等がありましたら、事前にご準備ください。

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